2006年08月26日

日伊携帯事情1

んじゃ、予告通りSIMロックについてのお話を少し。
あくまで現時点での私の理解なんで、あんまりツッコミを入れられると困ります(゜人゜)(-人-)ゴメンネ

あと、エリナさんはじめ、イタリアに詳しい方、
フォローお願いしますm(_ _"m)


さて、昨日の産経の記事では、「携帯電話を海外で使えるように改造」とあるけど、問題になった携帯はもともと改造前から海外で使える機種(3G)なんですよ。ただし使うためには、ボーダフォンにバカ高い、失礼、割高のローミング料金を払わないといけません。


そもそも、ヨーロッパで携帯を使ったことのある人はわかると思うけど
向こうでは、携帯の中に差し込む小っこいカード(SIMカード、日本ボーダフォンではU-SIMカード)、つまり電話番号と携帯電話本体は別々に買うことができるのです。
そして、たいていの場合、一台の携帯に複数の電話会社のSIMカードを自由に入れ替えできますし、一枚のSIMカードで複数の携帯電話を使うことも可能なわけです。
(ヨーロッパだけでなく、日本と韓国以外ではこのシステムらしいけど、知ってるのはイタリアだけなので、ここからはイタリアの話に限定します。)


P1000691.JPG
(小さいカードがSIMカード)


つまり、日本で言うなら、同じ番号なのにある日はシャープのアクオス携帯、別の日はノキアの携帯を使用することができたり、
複数のSIMカードを購入することで、一台の携帯でボーダフォンの回線もドコモの回線も使用することができるって感じです。
・・・まあ、カード入れ替えるのは面倒なんで、2回線も3回線も持つ人は少ないと思いますがたらーっ(汗)


ただし、電話会社を自由に変えられる分、日本と違って、携帯本体を購入するときに電話会社は販売店にインセンティブ(報奨金)を払ったりしません。
これは向こうの料金システムが、基本使用料なし通話料のみのシステムをとっていることも関係してると思います。
だって、電話会社からしたら固定収入の見込みがないわけですから・・・

んでもって結果として、インセンティブがない分、携帯本体が高額になります。
私が1年半前に5000円で購入したソニーエリクソン携帯(写真左)は、イタリアでまだ500ユーロもしていました。

日本と違って、携帯本体が高い分、機種変更の頻度はイタリアの方が低いでしょうし、日本のように頻繁に新機種が出てきたりしません。
でも大型の携帯ショップに行って気がついたのですが、充電器や電池パック、電池の蓋なんかは日本よりもずっと豊富で安価でした。
メーカー純正品以外もありましたし。。。
多分、壊れたところを交換しながら使い続けることが可能なんでしょう。
この姿勢は素晴らしいぴかぴか(新しい)と思います。
・・・日本の部品交換、高いねんもん(-。−;)


ひらめきひらめきイタリア携帯のまとめ
 ・本体高い ・電話会社交換可能 ・基本通話料なし
 



一方、携帯本体の価格の安い日本はどうなっているかというと、
昨日のケータイWatch記事によると、ボーダフォンのインセンティブは44000円らしいので、
一台の携帯電話を売ったら、ボーダフォンは少なくともこの金額以上をユーザーから絞りとらんといけません。
そのため、基本使用料・通話料ともに高い目に設定した上で、ユーザーが逃げないような縛り(2年契約しないといけない割引サービスとかね)を設定しているわけです。


でも数年前までは、この日本と海外の料金システムによる問題は、特に表面化してなかったように思われます。
だって、電波の規格が海外と日本で違ったので、日本の携帯を海外で使うことは不可能だったんです。

問題が出てきたんは、世界規格W-CDMAの携帯、つまりボーダフォンでいう3G携帯が出てきた頃やないでしょうか。
W−CDMA機種は、それまでの日本の携帯と異なり、U-SIMカード方式をとることになります。
でも、日本では先にあげたインセンティブ方式を取っているので、他の電話会社のSIMカードでも携帯を使えることになってしまうと、見込んでいた収入が減っちゃうわけです。

そこで、日本国内の3G携帯には、SIMロックといって、他の電話会社のSIMカードでは動かないように設定されることになりました。


ひらめきひらめき日本の携帯のまとめ
 ・本体激安 ・電話会社交換不可 ・基本通話料あり
 



じゃあ、SIMロック解除した携帯を使うメリットはなんやったのか、という話は・・・長くなってきたので、次にまわします。



posted by maimai at 23:51| 京都 ☀| Comment(2) | TrackBack(3) | イタリアもん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うーん。SIMロックの事については、
詳しく分かりません・・・。役立たず・・・。
まず、イタリアで販売される携帯に、
SIMロックは付いていないのでは?
私の考えとして、欧州は大陸であるから、
口座引き落としの様な複雑な手順は避けて、
基本使用料が存在せず、しかもローミング対応が
しやすいSIM式にしたのでは、と
簡単に思ってたの。

Posted by E&Eの片方、頭ひねってマス at 2006年08月29日 07:38
イタリアで販売される携帯には大抵の場合、SIMロックかかってませんよ。
だから、一台の携帯で番号入れ替えも、
一つの番号で携帯取替えも簡単にできるんですよね。羨ましい・・・

ただ、イギリスではロックかかった携帯も売られているのを見たことがあります。この場合はやっぱり携帯本体の代金は安くなってました。

欧州は大陸ってのは当たりでしょうね。
昔から欧州全体の電波は共通していたわけですし、足並み揃えてSIM携帯にしていたのやと思います。

ちなみに、イタリアでも携帯代金を、後払いの口座引落としにしていた人がいましたが、それって少数派ですよね?
Posted by maimai at 2006年08月29日 23:33
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