2008年02月19日

天気がいいのでたまにはマチェの話でも

天気がいいので、お散歩がてら町外れにある
S. Maria delle Vergini聖堂に行ってきました。
P1060580.jpg
まあ、「お散歩がてら」と軽い気持ちで出かけたら、
意外と遠かった&坂道ばっかりだったので、帰りはバテ気味でしたがヽ(;´Д`)ノ


P1060632.jpg
1582年に完成。(ファザードは1587年)中央の8角形ドラムのクーポラは、やっぱしロレートの大聖堂の後に作られたからか。

P1060582.jpg
外見のすっきり具合とは裏腹に、中はバロック装飾いっぱい。

聖堂の名前の由来にもなったのが、ウンブリア派のGiovanni de' Carrisによる"Madonna delle Vergini"。
P1060592.jpg

慈悲の聖母の形が来ることは予想してたけど、
「delle Vergini」というからには、女の子だけが登場するんだと思ったのになぁ。。。マリアの右側が男子なのかぁ。。。
あ、男子にもVergineは使えるかあせあせ(飛び散る汗)いや、でも男子も含めるなら「dei Vergini」になるから違うんじゃないかい?

と、ぶつぶつぶつぶつ。。。。
呟いていると。

??あれ?なんか視線を感じるんですけど。
おかしいなぁ、この聖堂には、入ってきたときから誰も居ないし。



うーん、気のせい?

。。。とふと上を見て。
( ゚д゚) ・・・ん?
 
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・えっと。
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …!?



P1060589.jpg
ジョーズッ
、じゃなかった
わ、わにΣ(゚д゚lll)

な、なんじゃこりゃ。。。
わにが、ですよ?
聖堂の中に、ですよ?

ぶらさがっているあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
P1060588.jpg
シュ、シュールだあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

近くにあった、説明にはこうあります。

(日本昔話調にお楽しみください)
むかーしむかし、1590年くらいのことじゃ。
Chientiの川の近くに、動物を食い殺しては、
人々を恐怖に陥れた一匹のワニがおったそうじゃ。
何人もの者が狩ってやろうとしたものの、
その硬い鱗のせいで、成功せなんだバッド(下向き矢印)
ある日、ワニは動物だけに飽き足らず、農夫の子供をさらったんじゃ。
農夫は、子供の叫び声を聞いて、熊手を手に走り寄った!!
するとワニは子供を口から出して、農夫に襲い掛かろうとしたっ!!
しかしこのとき、2人は篤い信仰心で、マリア様(SS. Maria delle Vergini)の名を呼びながら、熊手を腹に突き刺し見事、ワニをやっつけたのじゃっ

こうして、このワニはこの聖堂に贈与されたのじゃった。。。


えっと、、、なんか、日本の寺に河童のミイラがあったりすることを思い出しちゃったよ。。。あ、でもあっちは祀られてるんだっけか。。。


よっぽど、ワニがびっくりしたようで、この日のメモには、

聖堂の目玉のティントレットの《キリスト生誕》(1587年)よりも
P1060599.jpg
主祭壇のCesare Conti di Anconaによる《最後の晩餐とカナの婚宴》よりも
P1060603.jpg
大きな字で「ワニ!?」って書いてありました。。。

posted by maimai at 02:07| ローマ | Comment(2) | TrackBack(0) | イタリア日記ーマチェ生活編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
基本的には竜を踏む女としてのマリアからきた伝承のようだけど。マチェにワニはおらんだろう…。伝承なのに1590年ってはっきりと時期が決まってるのが面白いし、その頃に異国の生き物についての知識が一般庶民にも伝わってきたってことなのかね。このティントレットみたいなあ。
Posted by Y at 2008年02月20日 11:32
ほぁ、マリア伝承関連でしたか。。。
そーいや、絵の中の竜って、ワニと蛇のあいのこみたいなのが時々出てきますねぇ。

このワニは、十字軍のお土産説ってのもあるらしいです。(でも聖堂のイチオシは上の伝承のようです)
ティントレット、ご覧になりたいならお連れしますよ。車ならあっという間に着きますんで。
Posted by maimai at 2008年02月22日 02:57
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